求人票だけではわからない!?工場の求人を調べるときの心構え


将来を見据えた工場の求人選びを

若いころは苦にならないことも、年を重ねると難しくなることが多いです。ずっと働き続けられる工場の求人を見つけるには、将来を見据えて考えてみる必要があります。職場見学や1日就業などを活用すれば、仕事の内容を体験できるでしょう。また周りの人達がどのような仕事を任されているかもチェックできます。

20代と40代では体力が大きく異なってくるので、20代でつらいという仕事であれば40代だと続けられなくなる可能性があります。若者が中心でミドル世代以降がほとんどいない職場であれば、年を重ねた人にはつらいのかもしれません。ただし作業内容が極めて楽という職場に関しては、給料が低くなる傾向があります。仕事の内容、年齢層、給料などを総合的に考えて工場の求人を探してください。

求人票の内容がすべてではない

求人票に書かれている条件は絶対ではありません。例えば求人票に残業時間が月20時間と記載されていても、現場では大きな隔たりがある可能性があります。工場の仕事は閑散な時期もあれば繁盛する時期もあるところが多く、時期によって残業時間が大きく異なることがあります。求人票に記載されている残業時間は、年間を通しての平均値を出している可能性があるわけです。職場によってはサービス残業が当たり前になっているところもあるでしょう。応募を絶対に避けるべき案件は、仕事が忙しいのに給料が低い職場です。サービス残業は文字どおりサービスであり、労働力を提供しても相応の対価は得られないので注意が必要です。

寮付きの求人では、水道・光熱費が無料かどうか確認しておくことが大切です。無料ではない場合、自分で支払う必要があり、毎月の出費が多くなってしまいます。